Columnコラム

【EFL +】『Enter the E』代表の植月友美さんインタビュー


オンラインショップでSOYCLEをご購入いただいた方にお届けしている『EFL+』。

EFL +(Eco Friendly Lifestyle)では、エコフレンドリーな取組みを知るきっかけをお届けしたいという思いから、環境に配慮した事業やサービスをご紹介しています。

そんなEFL +が、SOYCLEコラムでもご登場!

今回は、人や環境に配慮した洋服だけを取り扱うセレクトショップ『Enter the E(エンター・ジ・イー)』を運営し、「スローファッション」を提唱する植月さんにお話をうかがいました。



ーー洋服が好きなあまり、かつて借金も背負ったという植月さん。しかし、それがファッション業界の問題に気づくきっかけになったそうです。

 社会人に成り立ての頃、仕事や病気のストレスで洋服に500万円使ってしまい、それを機に人生を見つめ直しました。「好きな洋服で社会の役に立ちたい」と思い調べるうちに、ある映像に出会ったんです。

そこには、コットンを育てるときに散布される農薬で大地が枯れ、農家さんは手がただれ、住民たちは家から出られない様子が映っていました。「大好きな洋服が人と地球の犠牲の上に成り立っている!」その事実に大きなショックを受けました。


ーーそれで、エシカルファッションが楽しめるセレクトショップ『Enter the E』が誕生したんですね。

 何をすると人や地球に迷惑がかからない社会が作れるか、10年模索しました。日本では「作る人と環境に配慮した服を作りたい」と思っても選択肢がないので、まずそこを作ろうと。取り扱うブランドは「持続可能な材料」「エネルギー、CO2、資源の削減に対する努力」など、6つのサステナブル基準を設けて選定しています。「デザインや価格帯」も基準のひとつ。「環境に配慮していて、しかもかわいい」ではなく、「かわいいと思った服が環境にもいい」というのが、選ぶ人にとっては理想だと思っています。

ーー在庫を持たないことで洋服の廃棄率0%を目指している『Enter the E』。こちらでお買い物をするにはどうしたら良いでしょうか?

 オンラインストアから沢山の商品の受注注文が可能です。一番力を入れているのが、毎週木曜日に開催している、オンライン受注会「スローファッションライブ」です。これはブランドの想いや物語をYoutubeライブでご紹介するもので、商品のコーディネートも楽しみながら、購入を検討することができます。質問にもお答えしますので、気軽にご参加ください!


ーー食べ物に「いただきます」とするように、洋服にも「着させていただきます」という植月さん。ファッションへの想いを改めて教えてください。

 洋服も水や大地の力を使い、動物や植物の命をいただいてできているもの。そういう気持ちがあるだけで、今持っている洋服も長く着ることができます。今までのファッションは「自分が楽しければいい」という側面も大きかったと思うんですが、これからは「自分もハッピー、作っている人・環境にもハッピー」という軸を大切にしてもらえたら。そうすればもっとファッションは楽しめると思います!

ーー環境に配慮したものを選びたい、と思っていても、自分で調べて好みの洋服に行き着くのは難しいもの。生活者に選択肢を提供することで、地球と手と手を取り合うことができる植月さんのビジョンは、SOYCLEと通じるものを感じました。木曜日のスローファッションライブ、みなさまもぜひ覗いてみてください。



Enter the E】

作る人と環境に配慮した洋服だけを集めたセレクトショップ。人や環境に配慮しながらもデザイン・品質・経済性を兼ねたものを世界中から厳選し、これまで関心があっても選択することができなかった人へサステナブルな衣生活を提案する。


Enter the E ホームページ

https://enterthee.jp/

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