Columnコラム

【EFL +】ローカルフードサイクリング代表のたいら由以子さんインタビュー

オンラインショップでSOYCLEをご購入いただいた方にお届けしている『EFL+』。

EFL +(Eco Friendly Lifestyle)では、エコフレンドリーな取組みを知るきっかけをお届けしたいという思いから、環境に配慮した事業やサービスをご紹介しています。

そんなEFL +が、SOYCLEコラムでもご登場!

今回は、家庭の生ゴミを減らし美味しい野菜をつくるための堆肥ができるコンポスト(LFCコンポスト)を提供する「ローカルフードサイクリング」のたいらさんにお話をうかがいました。

ーー「生ゴミから美味しい野菜を作ろう」が合言葉のLFCコンポスト。まず、このサービスを始められたきっかけを教えてください。

25年前に仲の良かった父が病気になったとき、無農薬野菜を探したんですが、なかなか手に入らなくて。そこから安心して食べられる食卓をつくるため試行錯誤し、土づくりに行き着いたんです。


一ー家庭菜園業界でも話題になっていますが、どんなサービスなんでしょうか。

私たちが提供してるのは、折り曲げればプランター

としても使える専用バッグがセットになったコンポストです。家族の生ゴミをバッグに入れ、中に入っている配合基材と混ぜてもらえれば、2、3週間で栄養価の高い堆肥ができます。この堆肥で野菜を育てたり、ガーデニングを楽しむことができますよ。

利用された方は「部屋からゴミ臭さがなくなりました」「生ゴミは実はゴミじゃなかったんですね!」と、びっくりされることが多いですね。

一ー従来のコンポストはサイズが大きいですが、こちらはコンパクトで見た目もとてもスタイリッシュですね。

マンションのベランダでも使いやすいよう、コンパクトでインテリアになじむようなものに設計しました。また、悪臭や虫が出にくいような工夫もしてあります。利用後に何か困った時には、LINE で気軽に相談することもできますよ。


ーー生ゴミを減らすことと環境問題が、どんな風につながっているのか教えてください。

日本の家庭からは年間約1,000万トン(日本で一年間に食べられる米と同じ量)の生ゴミが出ています。この生ゴミを処分を燃却する時に C02 が発生し、大きな環境負荷になっているんです。

そこでコンポストを利用すれば、まずゴミの廃棄量が減らせます。さらにガーデニングをすることで、CO2が吸収されるという好循環も生み出せるんですよ!


ーー最後に読者のみなさまへ、お伝えしたいことをお願いします。

LFCコンポストは「台所からできる、子どもの未来のお手伝い」です。季節の種がセットになっているお試しセット(LFCガーデニングセット)もありますので、気軽にコンポスト体験ができ、野菜も育てられますよ。ぜひ私たちと一緒に、循環生活を楽しんでみませんか?



ーーLFCコンポストには、たいらさんの22年の研究成果と想いが、たくさん詰まっていました。家庭からできる一つの取り組みとして、早速取り入れてみてはいかがでしょうか🌱


【ローカルフードサイクリング】

暮らしに必要なものが地域内で循環する豊かで創造的な暮らしを“循環生活”と定義し、各家庭で簡単に取り組めるコンポストや、地域の有機性廃棄物の堆肥化技術の研究・普及・実践活動を実施している。

LFCコンポストホームページ

https://lfc-compost.jp/

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