Columnコラム

【EFL +】1分で社会を知るメディア『RICE MEDIA』代表のトムさんインタビュー

 

オンラインショップでSOYCLEをご購入いただいた方にお届けしている『EFL+』。

EFL +(Eco Friendly Lifestyle)では、エコフレンドリーな取組みを知るきっかけをお届けしたいという思いから、環境に配慮した事業やサービスをご紹介しています。

そんなEFL +が、SOYCLEコラムでもご登場!

今回は、ウェブメディア『RICE MEDIA』を運営し、TikTokやYouTubeでさまざまな社会問題をユニークな切り口の動画で届ける廣瀬智之(愛称・トム) さんにお話をうかがいました。


\ この記事のキーワード /

・日本一面白く社会を知れるメディア

・社会問題に関心を持つ人を増やす

・「楽しい」の延長線上にある「社会に良いこと」

ーー1ヶ月間使い捨てプラスチックを使わない生活に挑戦する動画が話題を呼ぶなど、YouTuberとして知られるトムさん。もともとはジャーナリストを目指されていたそうですね。

昔から困った人の助けになりたいという気持ちがあって。進路を考えるうち、報道写真家になりたいと思い活動していました。ですが、ボランティアや社会活動の現場に行くと、そもそも日本では社会問題に興味を持ってもらえないという声がすごく多くて。それで「社会問題に関心を持つ人を増やすため、情報がしっかり届く社会をつくる」ことにコミットしようと考えたんです。


ーーそれで「日本一面白く社会を知れるメディア」を目指した『RICE MEDIA』を開設されたんですね。現在、チャンネル登録者数は22.2万人(2023年3月)に上りますが、反響はいかがですか?

「環境問題なんて興味なかったのに『RICE MEDIA』を見て環境問題が学べる大学に進学しました」という人や、『RICE MEDIA』が訪れた長崎県・対馬の漂着ごみや佐賀県の素エコ農園などの場所に「夏休み行ってきました」という高校生がいたり。社会問題を知りさえすれば、こんなに興味を持ったり行動を取ったりする人がいるんだというのを実感していますね。

ーーチャレンジ初日にコンタクトを没収されていましたが、「1ヶ月プラなし生活」は実際にされてみてどうでしたか?

まず、食べ物を買うのに苦労しました。包装等にプラスチックが使われている商品はすごく多くて。量り売りのお店を利用したり、マイ容器を持参してテイクアウトしたり、慣れると「意外とできちゃうな」と。でも同時に、そういった生活をするには時間がかかることにも気づかされました。


ーーそんなトムさんが大切している、エコフレンドリーな生活に取り細む上でのコツを読者の皆さんにも教えてください。

1つは「完璧を求めすぎない」、2つは「自分が好きだからやっていることを忘れない」です。

完璧なことしかしちゃいけないとなると、やれることが減っていく。とにかくやってみよう!という姿勢がすごく大切ですね。そして、社会のためにやらないといけないというより、自分が楽しいからやる。楽しんでやっていることの延長線上に「社会に良いことがある」というスタンスでいると、続けやすくなります。

🗣ヒダのひとこと

RICE MEDIAは本当にみていて楽しいんです(笑)社会問題って重く捉えがちだなぁと思っていらっしゃる方にこそ、ぜひ今、YouTubeやTikTokを開いてご覧いただきたいです。特に1分ほどの短い時間でまとまったショート動画は、気づいたら10本見ていることもあります😂

そして、トムさんの「楽しんでやっていることの延長線上に社会に良いことがある」というのはまさに真理だと感じます。自分が楽しんでいないと、見ている側も「自分もやりたい!」とは思えないはず。心地よい範囲でエコフレンドリーな生活を楽しむことで、自然と周りにもエコフレンドリーの輪が広がっていきそうですね🌱


【RICE MEDIA】

情報過多な現代において、社会的な発信が届きづらくなっている現状に課題意識を持ち、2019年にTomoshiBito株式会社を創業した廣瀬智之氏によって展開される社会派動画メディア。2022年7月に実施した使い捨てプラスチックを使わずに1ヵ月生活する「1ヵ月プラなし生活」では、総再生回数3,000万回再生を獲得。他にも「1週間牛飼い生活」「1ヶ月脱炭素生活」等、企画力とユーモアセンスあふれる内容で話題と人気を集めている。

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