【My EFL+】“Tokyo Vegan Girl” Miyuさんインタビュー

My EFL＋ (My Ecofriendly Lifestyle)では、「私にとってのエコフレンドリーな暮らし」をテーマに、ゲストにとってエコフレンドリーな暮らしがどんなものか、何をもたらしてくれるのかをインタビュー。

今回は、サステナブルライフクリエイター/ヴィーガンモデルとして活躍すると同時に、YouTubeをはじめとしたSNSにて環境問題やエシカル等のコンテンツを発信するMiyuさんにお話を伺いました。

ーーヴィーガンになったきっかけは、高校生の時に海外のインターナショナルスクールに通った時の経験にあるというMiyuさん。具体的にどんなきっかけがあったのですか？

尊敬する友人１人と先生２人がヴィーガンを始めたことです。その時はヴィーガンという言葉もよく知らず、「この人たちは、なんでいきなり野菜しか食べなくなったのだろう」と疑問だったんですね。でも、尊敬するこの人たちがやっているなら何かあるに違いないと思って、少しずつ自分でも調べていきました。元々私はお肉もお魚も大好きだったので、寿司も焼き肉も食べられないなんて地獄じゃん！と思っていましたが、環境問題や家畜の飼育環境などを学ぶにつれて「このままで良いんだろうか」と思い始めて。

そもそもスクールに通う中で、障害を持った子がクラスに一定数いて関わったり、グリーンデーには緑の服を着て楽しく社会問題に触れたり、地元の貧しい子どもたちと交流したり…といった経験から社会問題を自分ごとに捉えていたこともあり、徐々に植物性の食生活にシフトしていきました。

ーーそれから７年間ヴィーガンを続けているんですね。

はい。自分が心地よい生き方を追求していった結果、一番近い考え方がヴィーガンだったので続けています。

ーーMiyuさんにとってヴィーガンやエコフレンドリーな生活は、どのように「心地良さ」に繋がっていますか？

なるべく必要のない犠牲を出さず、地球・人・動物・自分に優しい選択をすることが心地良いと感じます。私は目の前に動物を置かれても屠畜することができないので、倫理的に自分ができないことは人にも任せず、プラントベースの食生活をすることが心地良い生活に繋がっていますね。

ーーヴィーガンは時に、過激な主張で批判されることもあると思います。Miyuさんは、ヴィーガンやエコフレンドリーの考え方を、どのように伝えたいとお思いですか？

自分がハッピーに生きている生活をただそのまま伝えて、私のことをいいなと思ってくれた人が行動変化をしてくれる、といった風に変化を生み出したいと思っています。その方が押し付けの発信よりも、もたらすインパクトが大きいはずです。

結局のところ一個人ができることは1に過ぎないので、自分がどれだけ動物性の食べ物を避けても、隣で自分の3倍お肉を食べている人がいれば意味がないわけで（笑）なので、ポジティブな発信により多くの人を巻き込んで世の中を変えていきたいです。

まずは自分のような生活をしている人が普通にいることを知ってもらい、「この人なんか面白いな、良いな」と思ってもらうこと。そして、そう思ってくれた方が後日街中でヴィーガンを目にしたとき、私を思い出してヴィーガンのものを選んでみるなどの行動に繋がれば嬉しいです。私がヴィーガンを始めた時のように、「この人がやっているならきっと何かあるのでは」と思ってもらえる人間でありたいですね。

ーー格好良くてため息が出ます…。YouTubeのコメント欄を見ても、Miyuさんの発信によりヴィーガンへの見方や自身の行動が変わった人が多いと感じます。では最後に、読者の方へメッセージをお願いします！

SOYCLEをすでに買っているだけで、エコフレンドリーな生活を始めていて素晴らしい！と思います（笑）あとは、日常生活で少しアンテナを張り始めることで見える世界が変わって来るので、その世界で起きる変化を一つ一つ楽しんでいくと良いんじゃないかな。楽しく節約しつつ、地球も人も動物もハッピーにできる方法はたくさんあるので。ヴィーガンやエコな暮らしは「制限」でなく新しい道だということを知っていただければ嬉しいです！